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動体視力とは

動くものを見る力・・・「運転適性検査」でも導入されている「動体視力」。

最近よく耳にする「動体視力」。
わたしたちが普通に視力検査を受ける場合、静止しているものを読み取っていますが、これを「静止視力」といいます。
つまり、動体視力は“動くものを見る力”ということになります。
スポーツと大いに関係がありますが、車の運転をしたり、身近なところでも動体視力は密接に影響しています。

動体視力には「DVA動体視力」「KVA動体視力」の2種類があります。
「DVA動体視力」は、横の動きを判断します。バスケットボールやバレーボール、サッカーなど他の選手の動きを見ながらプレーをするときなどに大切な働きをします。
一方、「KVA動体視力」は、前後の動きを判断します。野球でピッチャーが投げたボールを打つときや、車の運転時に標識を認識する場合に大切な働きをします。

この動体視力は、スポーツをする上で欠かせない能力といえますし、優秀な選手ほど動体視力も優れていると言われています。
野球のイチロー選手が日本でプロ生活を送っていたころに、「0.1秒表示される8桁の数字を答える」という検査で7桁まで正解したというのは有名な話です。
ちなみに他の選手は平均4桁というのですから、さすがと言えます。

また、高齢者になると徐々にこの能力が低下することから、現在では、運転免許更新時に高齢者講習が義務付けられ、「運転適性検査」として「動体視力検査」が導入されています。

 

食日常生活にどう影響するか?

自分の周りの動くものを素早くチェックできるかどうかで安全も決まる?

「動くものを見る力=動体視力」は、わたしたちの日常でも頻繁に使っている能力です。
この地球上には、常に動いているもの、常に静止しているもの、静止したり動いたりするものがあります。
常に静止しているものに対しては、動体視力は必要ありませんが、動いているものを的確にとらえる能力は、わたしたちが生活をしていく上で欠かせません。

運転をしているときはもちろん、自転車に乗ったり、歩いているときにさえ、自分の周りの動くものを素早く察知できるかどうかが安全とも大いに関係しています。
車の衝突事故も、動体視力が素早くキャッチし、反射的によけていれば防げたケースもあります。

この動体視力は、静止視力に比べて年を重ねるごとに落ちていきます。
落ちるスピードは40歳を境に極端に下がっていきます。最近では、そのことが研究でも明らかになり、満70歳以上の人が免許を更新する際には、動体視力の検査が義務付けられるようになりました。

五感の中でも、「視覚」は集めた情報の約9割を占めると言われています。
車を運転中に標識が見づらくなったり、エスカレーターにスムーズに乗りづらくなったり、電車からホームの駅名が見づらくなった、飛んでいる虫を追う事ができなくなったりしたら、動体視力が低下している可能性があります。

 

動体視力を鍛える

目を動かす筋肉を鍛えて動体視力を高める ~簡単なトレーニング~

動体視力を鍛えるゲームが流行っていますが、意外と知られていないのが動体視力に歯の噛み合わせが影響しているということです。
噛み合わせはアゴの動きと密接に関係し、食事のときの噛み合わせが悪ければ、アゴの動きが左右アンバランスになります。
その結果、目の周辺の筋肉ばかりでなく、骨格の状態までもが左右で異なってしまいますし、目の動きにも影響することが研究によって解明されてきました。
いくら歯並びが良くても、虫歯があればこれと同じ現象が起こります。

また、動体視力は目を動かす筋肉を鍛えることで高めることができます。
例えば、車の助手席に乗ったときに、すれ違う車のナンバーを読み取ったり、急行電車などに乗って通過する駅の看板の文字などを読み取ることで動体視力が鍛えられます。
くれぐれも車の運転中には行わないようにしましょう。

また、以下のような指を使うだけの簡単なトレーニンも動体視力を高めるのに役立ちます。
■両手を30cmの間隔に広げ、指を開きます。
首を動かさずに目だけを使い、イラストのように1から順に10まで視点を移動していきます。これを何回か往復します。
スムーズにできるようになったら、手の間隔を30cmから広げていったり、左右の手の位置を変えたりしてみましょう。

まずは、下記のサイトで自分の動体視力をチェックしてみてはいかがですか?
■動体視力をテストできるサイト
http://www.seed.co.jp/mieru/mieru_gim_02_bn.html

 

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