スポンサードリンク

当日の流れ

前処置も含め2時間~3時間で終わり、時間には遅刻しないこと。

白内障手術の流れを時間に沿ってみてみましょう。ここでは日帰り手術の場合のみを取り上げておきますが、内容や時間については、病院によっても違ってきますので、あくまでも参考としてみてください。

●病院到着
手術の前には、前処置として血圧の測定などもありますので、手術の30分から1時間半前には病院に到着するようにします。時間帯は病院によって違いますが、指示された時間に遅れないように余裕を持って家を出ましょう。

●前処置
次に、処置室に入り手術が可能かどうかを確認します。瞳を大きく広げるために「散瞳薬」を何度も点眼したり、血圧の測定や脈拍測定、目の状態などを確認し、全身の状態が落ち着いているかをみます。万が一、血圧などに問題がある場合は、薬を投与して安定させます。最後に、点眼薬の麻酔を行ない、目の周りの皮膚の消毒をします。

●手術
看護師の指示に従い手術室に移動します。ベッドに上がると眼球の消毒をし、次に麻酔をします。前処置で点眼麻酔をしていますので、ここでは補助的な麻酔となります。点眼麻酔か麻酔注射ですが、前処理の麻酔もしていますので、注射の場合でも痛みはほとんどありません。手術が始まったら担当医の指示に従い、左、右、下というように、目の向きを変えているだけで、10分~15分で手術は完了します。

●帰宅
手術が無事に終了し異常がなければ回復室へ移動し、目をつむって安静にします。この間に術後の生活や点眼、飲み薬などの説明をする病院もあります。30分~1時間ほどたって全身状態の安全が確認されれば帰宅となります。

 

 

当日の注意点

当日の食事や化粧、着るものなどいくつもある注意事項。

手術当日は注意すべきことがいくつもありますので、前日からよく確認しておきましょう。

当日は指定された時間に遅れないように、時間に余裕をもって家を出ましょう。

手術の数日前から目を清潔に保つために点眼薬をさしたり薬を服用したりしますが、コンタクトレンズの使用を控えたり、角膜を保護するためにアイメイクも控えるようにしましょう。

当日は、お化粧は控えましょう。基礎化粧の栄養クリームなども同じです。

洋服は、ウールなどは目に毛糸が入る可能性があるので、なるべく避けましょう。また、体を締めつけるような服装は下着も含めて控えましょう。

胸に心電図のモニター電極をつけるので、前が開くシャツなどを選びましょう。上下は別々のものがいいでしょう。長袖の場合、袖がまくり上げられるようなものにしましょう。

アクセサリーなどの貴金属類も控えましょう。

靴は、かかとが低く滑りにくものが理想です。できればゴム底がいいでしょう。

薬を服用している場合は、手術の際に中止する場合もあります。また、当日も服用が必要な場合もありますので、必ず事前に担当医に相談しましょう。

手術の翌日には入浴はできません。また、手術後1週間は洗髪もできませんので、前日か当日の朝に入浴を済ませ洗髪しておきましょう。

部分的な入れ歯をしている方は、手術前に外しておきましょう。

当日は、糖尿病の方以外は、なるべく食事をとらないようにしましょう。牛乳やヨーグルトなどは食べても大丈夫ですが、お茶やコーヒーなどの水分は控えるようにしましょう。

他にも何か気になることやわからないことがあれば担当医に聞きましょう。勝手に自己判断して体調が悪くなったり、手術そのものが行えなくなる場合もあります。

 

 

手術の様子

アッという間に終わりますが、顔や体を動かさないことが大切。

手術は、まず水晶体の濁った部分を取り除く「水晶体超音波乳化術」を行い、次に取り除いた水晶体の代わりとなる人工レンズを移植する「眼内レンズ挿入術」を行います。手術室では、まず麻酔をしますが、点眼麻酔か前房内麻酔などを併用する場合もあります。いずれも局部麻酔ですので、手術中も周りの声ははっきり聞こえますし、意識もあります。

次に、黒目と白目のさかい目を3~5mm切開し、水晶体前嚢を円形に取り除きます。このとき、眼内レンズを固定するために、後嚢は残しておきます。その後に、超音波吸引装置を使い、水晶体核を軟らかくドロドロにした後、皮質とともに吸引します。

最後に、特殊な器具を挿入し、残した後嚢上に眼内レンズを固定して手術は終わります。 手術にかかる時間は、通常ならば10分~15分程度で終わりますが、白内障の進行度合いや合併症がある場合など、長くなる場合もあります。

白内障手術の様子手術は仰向けに寝た状態で、顔にはカバーをかけて行います。手術が始まると、「右を見てください」「はい、左を見て」というように、担当医が指示する方向を見るようにします。その際に、顔や体は動かさずに、目だけを動かすようにします。急に顔や体を動かすのは危険なので注意が必要です。麻酔に関しては、痴ほう症など精神的に障害がある人や極度に神経質な人、また小さな子どもの場合など、人によっては局所麻酔ではなく、全身麻酔になるケースもあります。

 

 

スポンサードリンク