スポンサードリンク

 

白内障用語 あ-か行

【核白内障(かくはくないしょう)】
水晶体の中央部分(核)が濁ってしまう病気。進行すると水晶体の屈折力が高まり近視化する場合がある。通常は徐々に進行していくが、他の目の合併症があると急激に視力が低下することもある。

【角膜(かくまく)】
眼球の最も外側の部分で黒目にあたるところ。眼球の形を保ち、外からの光を屈折させて瞳に送り込むレンズの役割がある。血管のない組織で周囲の血管網と前房水・涙によって栄養をとっている。

【角膜内皮細胞検査(かくまくないひさいぼうけんさ)】
角膜内皮(角膜の裏)細胞が減っていないか数を調べる検査。目のケガやコンタクトレンズを長期間使用することで、この細胞が死んで数が減っていく。眼内レンズを装用する上で安全かどうかを調べる。

【感染症(かんせんしょう)】
白内障手術の際に眼の中に細菌などが入り込み、繁殖し眼球を傷つるため視力の回復に影響を与える。高度の視力障害を残すケースもあり、点滴や再手術が必要となる場合もある。

【外傷性白内障(がいしょうせいはくないしょう)】
白内障のひとつ。異物が目に入ったり、刃物などで水晶体を傷つけることで起こる。自覚症状がすぐに出ないので、目に何らかの強い圧力が加わったときには眼科での診察を受けておいた方がいい。

【眼圧(がんあつ)】
眼球は常に一定の圧力を保っているが、この圧力をいう。眼圧が異常に高いと緑内障、異常に低いと低眼圧になりやすい。正常眼圧は10~20mmHgで、25mmHg以上だと病的と考えられる。

【眼軸長検査(がんじくちょうけんさ)】
角膜頂点から網膜までの長さ(眼軸長)を調べ、眼内レンズの度数を決める検査。検査しない方の目で赤いランプを見てチップを角膜中央に数秒当てる。眼軸が長いと近視、眼軸が長いと遠視傾向にある。

【眼底(がんてい)】
瞳孔から見た眼のつきあたり、眼球の裏側をいう。網膜が主体となり、網膜の血管が切れて出血することを「眼底出血」という。体の中で唯一血管や神経組織を肉眼で監査できる部分。

【眼底検査(がんていけんさ)】
デジタル式の眼底カメラを使い眼底を撮影する検査。動脈硬化や高血圧、糖尿病などの進行度や合併症などを知ることができる。最近は瞳孔を開かせる散瞳薬を使用せずに検査ができる。

【眼内(がんない)レンズ】
手術で取り除いた水晶体の代わりに入れる人工レンズ。素材はアクリル、シリコン、PMMA、ハイドロジェルなど。水晶体のように伸び縮みがしないので、ピントが1カ所にしか合わない。

【強膜(きょうまく)】
眼球の外側をつくる白目にあたるところ。乳白色の強くて硬い膜で、血管が少なく光をほとんど通さないため、眼球内へ不必要な光が入るのを防いでいる。外傷などで破裂すると視力に影響を与える。

【屈折検査(くっせつけんさ)】
通称「オートレフ」と呼ばれる装置。近視や遠視、乱視の度合を他感覚的に測定(器械による数値で検査)する検査。この検査によりレンズで矯正した場合の適切な視力と、レンズの度数を決定する。

【結膜(けつまく)】
眼球とまぶたをしっかりとむすぶ組織のことで、眼球とまぶたの運動をしやすくしている。「瞼結膜」「円蓋部結膜」「球結膜」の3つに分かれ、結膜炎は炎症の度合が強くなると「球結膜」が充血する。

【虹彩(こうさい)】
別名「アイリス」。角膜の内側で瞳孔より外側のドーナツ状の部分。カメラのしぼりにあたり、周囲の明るさに合わせて瞳孔を大きくしたり小さくして光の量を調整する。指紋と同様にその人固有のパターンになる。

 

 

 

白内障用語 さ-な行

【細隙灯顕微鏡検査(さいげんきとうけんびきょうけんさ)】
眼科に欠かせない検査のひとつ。小さな顕微鏡と帯状の細い光源を合わせた装置。水晶体の濁り状態を調べる。斜めから眼内に帯状の光を入れて調べる。細かな傷や濁り、炎症を発見することができる。

【硝子体(しょうしたい)】
眼球内部の大半を占めている透明なゲル状の物質で99%が水で構成される。水晶体の後ろに接し、一部で網膜とくっついている。眼球の形を保つ役割と、入ってくる光を屈折させる働きがある。

【水晶体(すいしょうたい)】
カメラのレンズの役割を果たすところ。外からの光を屈折させ、網膜に映像を写す働きをする。目にとって有害な紫外線を吸収し網膜に達するのを防いでいる。65%の水と35%のたんぱく質で構成される。

【水晶体超音波乳化吸引術(すいしょうたいちょうおんぱきゅういんじゅつ)】
一般的に行われている白内障の手術。濁った水晶体を超音波で乳化させて砕いて吸い取る。手術は10~15分と短く日帰りで受けられる。傷が小さいので視力の回復も早く乱視の発生も少ない。

【水晶体嚢(すいしょうたいのう)】
水晶体の外側の膜状の袋のこと。前房に接している膜を前嚢、硝子体に接している薄い膜を後嚢という。線維細胞が木の年輪のように層状に規則正しく配列し、皮質と呼ばれる組織が作られている。

【先天性白内障(せんてんせいはくないしょう)】
生まれつき水晶体に濁りがある病気。多くの疾患や遺伝性疾患の結果として起こり、妊娠中の母親が風疹に感染したことでかかる場合が多い。片眼性と両眼性があり、生後すぐに手術を行う。

【チン氏帯(ちんしたい)】
「毛様小帯」とも呼ばれている。毛様体と水晶体の間を結び水晶体を支える働きをしている。毛様体と共に水晶体の厚さを調整することで、焦点を合わせて映像をハッキリと見えるようにする役目もある。

【瞳孔(どうこう)・瞳(ひとみ)】
角膜の後ろ2~3mmのところにある。カメラのしぼりの役割をし、明るく光が強いと小さく縮み、夜や暗いところでは大きくなり、目に入ってくる光の量を調整している。興奮したり感動すると瞳が大きくなる。

【嚢外摘出術(のうがいてきしゅつじゅつ)】
水晶体の後嚢と前嚢の一部を残し、核と皮質を取り除く手術。超音波では取り除けない場合に行うが、傷が10~11mmと超音波術より大きいので、手術後の乱視の発生や熟練した医師の技術が必要。

【嚢内摘出術(のうないてきしゅつじゅつ)】
水晶体を包んでいる袋(前嚢・後嚢)すべてを取り除き、傷も13~15mmと大きくなり入院が必要。昔はこの手術が多かったが、最近では「水晶体脱白」や「水晶体偏位」などの特殊なケースのみ行う。

 

 

 

 

白内障用語 は-わ行

【白内障(はくないしょう)】 
水晶体が濁って視力が低下する病気。原因は加齢によるものが多い。症状は目のかすみやものがぼやけて見える。眼薬などで進行を遅らせることはできるが、今のところ手術以外に方法はない。

【飛蚊症(ひぶんしょう)】
目の前に蚊やゴミなどの浮遊物が見える病気。硝子体と呼ばれるゼリー状の透明物質が、加齢により液状に変化し起こる。白内障手術でよく見えるようになったことで、飛蚊症が気になる場合が多い。

【ぶどう膜(まく)】
脈絡膜、毛様体、虹彩の総称。ぶどうに似ていることからついた名前。眼球全体を包み込むように広がっていて、血管やメラノサイトが豊富。何らかの原因でこの組織に炎症が起こると「ぶどう膜炎」になる。

【房水(ぼうすい)】
角膜と虹彩の間の前眼房と虹彩と水晶体の間の後眼房を満たす透明な液体のこと。常に一定の量で排出され、水晶体や角膜に栄養を運んでいる。房水が高眼圧になると緑内障を引き起こす。

【脈絡膜(みゃくらくまく)】
網膜と強膜の間にある組織のこと。たくさんの血液があり、そこを流れる血液が網膜に酸素を送っている。眼球の栄養を広範囲でつかさどり、瞳孔以外からの光を妨げて眼球内の暗さを常に一定にしている。

【網膜(もうまく)】
カメラのフィルムにあたるところ。10層からできている薄い膜で、一番厚い部分でもわずか0.3~0.4mmしかない。水晶体から送られてきた光を受け取り、電子信号に変えて大脳へ送る働きをしている。

【毛様体(もうようたい)】
眼球の水晶体を取り囲む組織。筋肉で水晶体の厚さを変えてピントを調整する働きをしたり、房水を作って眼球内に栄養を運んでいる。

【緑内障(りょくないしょう)】
何らかの原因で眼圧が高くなり神経が冒されて萎縮し、視野が損なわれ視力が低下する病気。原因は眼圧が何らかの理由で高くなるため。自覚症状が少ないが放置しておくと失明の可能性が高い。

【老人性白内障(ろうじんせいはくないしょう)・加齢性(かれいせい)白内障】
加齢による白内障で老化現象のひとつ。年を取ることで水晶体が濁ってきて、物が見えにくくなったり、ダブって見えたりする。10年、20年かけてゆっくり進行していくが、進行が進むと手術が難しくなる。

 

 

 

スポンサードリンク